まるで「スーパーコンピュータ」全員で意思決定磨く

三原市議会議員 安藤志保

 

塾の柱ともいえるケースメソッドでは、設定された課題に対してまず当事者になりきって意思決定を考えます。次の段階の、思考のプロセスを共有する体験が刺激的。自分1人だけの頭でなく講師を含めた全塾生の頭で考え、発表し、他者の意見を取り入れながら自分の意思決定を磨いていくのですが、いわば全員でスーパーコンピュータのように意思決定の精度を高めていく、という感覚になることが印象深いですね。

塾での学びを通じて、行政にこそ「ケースメソッド」のような発想が必要だと思い始めています。三原市を取り巻く前提条件、現状の把握から出発し、色々な可能性を想定して、市民の思いやまちの方向性を反映させたシナリオを練り、経営者的な視点で施策を検討して、ウォンツありきでなくニーズに合致した行政サービスを提供する。検証、効果測定を繰り返し、軌道修正しながら理想のまちに近づく。まさに行政が取り組むべき課題だと考えます。

グループ課題のテーマは「市民の納得感のある行政」。将来は、学生や子育て真っ最中の人、経営者、会社員、リタイヤされた方など一緒に、みんなで住みよい三原のあり方を考え、実践する―浮城塾でそんな取り組みができれば、と期待しています。